MDaemonサーバv12.Xリリースノート

MDaemon 12.5.8 - 2012年10月24日

修正点

MDaemon 12.5.7 - 2012年 8月16日

修正点

MDaemon 12.5.6 - 2012年 5月10日

修正点

MDaemon 12.5.5 - 2012年5月1日

特記事項

変更点

修正点

MDaemon 12.5.4 - 2012年3月6日

変更点と新機能

修正点

MDaemon 12.5.3 - 2012年1月17日

変更点

修正点

MDaemon 12.5.2 - 2011年12月1日

新機能と変更点

修正点

MDaemon 12.5.1 - 2011年11月9日

変更点と新機能

修正点

MDaemon 12.5.0 - 2011年 10月18日

特記事項

  1. [6697] ActiveSync for MDaemonライセンスキーが製品のアクティベーション対象となりました。トライアルキーは5日以内、正規ライセンスは30日以内でのアクティベーションが必要です。製品のアクティベーションに関する  詳細はこちらをクリックして 下さい。
  2. MDS-CSの搭載により、 「Alt+B | オプション」の中の 「BlackBerry Enterprise Serverのログ」の値がデフォルト値である「情報」へリセットされます。ログの設定値を変更している場合は、再設定を行って下さい。
  3. [7210] ドメイン共有の「受信Mingerクエリでドメイン共有ルックアップを有効にする」オプションを削除しました。複数サーバーを使うドメイン共有では、それぞれのサーバーが他の全サーバーを利用できるよう設定される必要があり、期待通りの設定が行われていた場合、この設定は必要ありません。
  4. [7003] Ctrl+U | クォータオプションの「クォータ超過のアカウントの受信を許可するが送信を禁止する」が、「クォータ超過のアカウントに対する受信メールを拒否する」(デフォルトでは有効)と、「クォータ超過のアカウントからの送信メールを拒否する」(デフォルトでは無効)の、2つのオプションへ変更されました。新しいオプションのデフォルト値によって、元の挙動が変わる事はありませんが、バージョンアップ後、設定内容を確認し、必要に応じて変更して下さい。

主な新機能

[7784] ACTIVESYNC FOR MDAEMONによるメールとPIMデータの同期

ActiveSync for MDaemonが改良され、個人データと同様、メールの同期も行えるようになりました。特定のActiveSyncデバイスの設定については、対象機器のドキュメントを参照して下さい。Windows Mobile, iOS , Android 端末の基本的な端末設定はMDaemon Technologiesのウェブサイトでもご覧いただけます。

ActiveSync for MDaemonには別途ライセンスが必要です。 ActiveSync for MDaemonは1度だけ、30日間評価版としてお試し頂けます。

[7494] タブレット対応とWORLDCLIENTの機能向上

WorldClient の代表格テーマである、LookOut では、PlayBook や iPad といったタブレット端末に対応すべく、構造やデザインに大きな変更が加えられました。これらの変更によるメリットを受けるために、特別な設定変更を行なって頂く必要はございません。主な特徴としては、次の通りです。

  1. 指一本でスクロールすることができます。
  2. 指一本でフォルダ間のドラックアンドドロップすることができ、指2本で宛先フォルダへコピーすることができます。
  3. メッセージの作成やアイテムの登録、編集には、前後の文脈を追い易くするため、ポップアップ画面を使わずに作成できます。
  4. インラインメッセージプレビューは、メールフォルダの時系列をそのままに、画面の大きなメリットを最大限に活かした表示を行なうことができます。

その他のWorldClientの改良:

  1. HTML5 と CSS3 の様々な機能をパフォーマンスと読み込み時間(Lookout テーマ)の向上のために採用しました。PlayBook、Chrome そして Firefox といった明確にHTML属性をサポートしたブラウザ上で、メッセージ作成時の画面のHTMLエディターをより高速に起動(特に、SSL接続時)できるようになります。
  2. [5349] WorldClientでダイナミックスクリーンの設定を一部行えるようになりました。デフォルトでは、認証に5回失敗するとIPアドレスを30分間ブロックするよう設定されています。新しい設定は「Ctrl+S |ダイナミックスクリーン」から行えます。 \MDaemon\WorldClientの中のDYNAMICSCREEN.SEMで、手動で行った変更をいつでも反映する事ができます。
  3. [7115] ActiveSync がすべてのドメインに対して有効と設定され、かつ WorldClient が内蔵Webサーバを使用して実行されている時、たとえ WorldClient が別ポート番号で稼働していても自動的に 80番ポートも追加して稼働するようにしました。ただし、80番もしくは 443番ポートが未使用時に限ります。ActiveSync のご利用にあたっては、80番ポートか 443番ポートの使用が必須であるためです。もし、WorldClientをIIS上でご使用の場合、もしくは MDaemon管理画面にてIP:ポートの組み合わせを指定している場合には、この自動設定は適用されないため、ActiveSync用に 80番ポートか443番ポートをそれぞれの管理画面からご指定ください。
  4. [7790] WorldClient の LookOut テーマにおいて、メッセージプレビュー内のメールアドレス上でドロップダウンメニューを開くことで、そのメールアドレスをホワイトリストやブラックリスト(ユーザーがこれらの機能を使える時)に登録できるようになりました。
  5. [3692] 詳細なメッセージ検索機能が追加され、新しいいくつかの検索パラメータを組み合わせて、メッセージの検索がより行ない易く拡張されました。
  6. ComAgentのチャット機能を他の画面表示に'重なる'タブの表示から、サイドパネル表示となりました。(Lookout テーマ)
  7. 予定表の表示において、複数のユーザーの予定を同一画面で表示できるようになりました。(Lookout テーマ)
  8. 自動応答の設定画面をより設定しやすく単独のオプションとしました。
  9. [4600] WorldClientのLookOutテーマがメッセージの下書きを、一分おきに自動保存できるようになりました。
  10. [2461] WorldClientが、不正な形式の =?ISO-8859-1? スタイルのヘッダ行をデコードできるようになりました。
  11. [4723] WorldClientが、メールを転送する際、Outlookのwinmail.datを添付しないようになりました。
  12. [4512] WorldClient の LookOut テーマで、複数のメールを選択し、「添付ファイルとして転送」ができるようになりました。
  13. [6177] WorldClient でのアドレスフィールドに、"Mobile Phone2"(2つ目の携帯電話番号)を追加しました。
  14. [5949] WorldClientでカレンダーの.csvファイルをインポートした際、終了日や終了時間が指定されていないものについては、終日イベントとして取り扱う事になりました。
  15. [5443] WorldClientの連絡先として、BlackBerryのPINフィールドを表示できるようになりました。

[7578] スパムフィルタが SPAMASSASSIN 3.3.2 へアップデート

MDaemon 内のスパムフィルタがアップデートされ、SpamAssassin 3.3.2 となりました。SpamAssassin に関する変更点やドキュメントは、ここから参照できます。

[7543] スパムフィルタアップデート UI から、"更新処理の一部としてSA-UPDATEを実行"オプションを削除しました。これは、事実上スパムフィルタの更新時が唯一行なわれる処理であるため、今後は、スパムフィルタ更新処理の都度実施されるようになります。これまで MDaemon が採用していた UpdateSpamAssassin.exe は削除され、今後は SpamAssassin の更新の都度、sa-update が実施されるようになります。それに伴い、80_MDaemon_updates.cf ファイルも不要となり、削除されました。

[7631] 加えて、変更されたインストーラでは、既存の .cf ルールファイルを削除せず、ルールの更新処理によって、.cf ファイルを管理するようになります。

[5331] SMTPセッションログへ、メッセージが大きすぎるためスパムフィルタ処理がスキップされた場合、これを記録するようになりました。

[7084] BLACKBERRY MOBILE DATA SYSTEM - コネクションサービス (MDS-CS)

MDaemon の BES に MDS-CS 機能を内蔵しました。MDS-CS は、BlackBerry端末から、ファイアウォールの内部にあるファイルやウェブアプリケーションへアクセスできるようにするための機能です。この機能によって、例えば、社内のイントラネットに対して、VPNなしで接続できるようになります。MDS-CSの詳細については、 こちらをクリッ クして下さい。  クして下さい。 

MDS-CSは他のBESサービスが稼働している間であっても個別に無効化できます。これは新しい Alt+B | MDS-CS 画面から行えます。ここでは、デフォルトのウェブポート(MDS-CSはウェブで稼働するサービスです)やBlackBerry端末がMDS-CSに関する操作を行う際の認証画面に表示されるドメイン値の設定も行えます。これはデフォルトで、COMPANY.COMと設定されており、自由に変更してお使い頂けます。

[8076] BLACKBERRYサービスとの統合機能のアップデート

MDaemonのBlackBerry関連サービスとの統合機能が下記の通りアップデート・変更されました。

[7758] BESユーザーは、端末の「自動応答」設定を使って、MDaemonの自動応答設定を行えるようになりました。 [7405] アカウントエディタへ「モバイル詳細」タブを追加し、BlackBerryとActiveSync用の端末の詳細情報を一覧表示しました。

[6321] アカウントマネージャへBESボタンを追加し、選択したアカウントでBESを有効にできるようになりました。注意点として、それぞれのBESが有効なアカウントは、サーバーリソースを消費しますので、有効にするのは、BlackBerry端末をアクティベートするアカウントのみにして下さい。

[6749] 起動時に、MDaemonが現在のホスト名を基にBESデータベースを更新するようになりました。

[7264] BESクリーンアップスレッドが、DBインデックスのデフラグを行う深夜に実行されるようになりました。

[7263] BESクリーンアップスレッドが、DBから古い履歴を削除する深夜に実行されるようになりました。

[5557] BISドメインの設定を行うUIへSMTPサーバーポートオプションを追加しました。このオプションは通常は必要のない特殊なオプションですが、BISが他のSMTPサーバーを使用する場合など、ポートの値を独自に定義する必要がある場合に役立ちます。

[7838] MDaemon 上でユーザーのメールアドレス、名前、メールディレクトリーの設定変更を行なった際、BlackBerry Controller サービスの再起動が不要となり、BES エージェントが自動的にそれらを再読み込みするようになりました。

[6695] BES ログに、BESユー[6695] BES ログに、BESユーザーへ対する同期の開始と終了に関する記録を追加しました。

[6804] エンドユーザーのWorldClient画面で表示されるBlackBerry Enterprise Server設定に、新たな項目を追加しました。ユーザーがアクティベートした端末の、PIN、型番、プラットフォームバージョン、電話番号が表示されます。ユーザーはパスワードの初期化や、サービスブックの再送、サービス名の変更、デバイスの初期化がWorldClientから行えます。この機能はデフォルトで有効になっていますが、アカウントマネージャに新しく追加したウェブサービスオプションから無効化することもできます。

[6182] BlackBerry端末が(BESではなく)BISで MDaemonのアカウントに登録された場合、Alt-Bで表示される BlackBerry Internet Service | オプションの中の、「複数BlackBerry端末の統合」オプションを使って、過去に登録されたBlackBerry端末を管理できるようになりました。過去に登録済の端末があった場合、登録済の端末はMDaemonの設定から削除され、その後のイベント通知は端末へ配信されなくなります。最も正しい端末の登録解除方法は、端末側からメールアカウントを削除する事ではありますが、システム側からの制御は、より高度なものとなりました。

[2222] HTMLドメイン署名

"F2 | デフォルトドメイン / サーバー" に新しい画面を追加し、ここからHTMLバージョンのドメイン署名を設定できるようになりました。HTMLは任意のエディタを使って作成し、カット&ペーストでこの画面へ貼り付けて頂く必要があります。ドメイン署名が設定されていれば、MDaemonは送信メールの"text/html"メッセージへHTMLバージョンの署名を追加します。この機能についての詳細については、ユーザーマニュアルを参照して下さい。

[5338] グローバル宛先(RCPT) ブラックリスト

「アドレスブラックリスト」機能が「送信者ブラックリスト」と名称変更し、「宛先ブラックリスト」機能が新たに追加されました。新しい「宛先ブラックリスト」は(メッセージヘッダではなく)SMTPエンベロップのRCPTデータのみを操作します。Ctrl+S又は宛先ブラックリストより、この機能の設定が行えます。また、Blacklist.datファイルは、SenderBlacklist.datへ名称変更し、新しくRecipientBlacklist.datが追加されました。BLACKLIST.SEMはメモリへ両方のファイルをリロードするようになります。

[6390] パーソナル送信元 (MAIL) ブラックリスト

アカウント毎に、個々の「ブラックリスト」連絡先フォルダを設定できるようになりました。このブラックリストに登録された送信元からのSMTP受信メールは「550 recipient unknown」エラーで返されます。SMTPを通過してローカルキューへ入ったメールの中で、From: 又は Sender: ヘッダにブラックリストアドレスが含まれているものがあった場合、これらのメールはbadメッセージフォルダへ移動されます。ブラックリストフォルダはアカウント宛のメッセージが次回配信されるタイミングで自動生成されます。ユーザーはWorldClientないで、WhiteListフォルダと同様に、個々のブラックリストフォルダの管理が行えます。

[7834] "Ctrl+P | ホワイトリスト (自動)"オプションを追加しました。このオプションにより、ユーザーは、自動でホワイトリストへ登録されたアドレスからのメールを、"BlackList@ "へ転送できるようになりました。転送されたメールアドレスは、FROMヘッダを基に、転送者の個人用ブラックリストへ追加され、その後に(ブラックリストへ登録されたものと)同じアドレスからメールが届いた場合は、メール受信を拒否します。この機能を利用するには、上記のオプションを有効にした上で、ユーザーが(rfc822形式の添付ファイルとして)メッセージを"BlackList@ "へ転送する必要があります。MDaemonの"アカウントエディタ | オプション"には、アカウント毎に、"スパムフィルタで、個人用連絡先、ホワイトリスト、ブラックリストファイルを使用する"というチェックボックスがありますが、上記の機能を使うためには、ここでのチェックボックスも有効にする必要があります。

[6958] 外部メッセージ送信用クォータ

一日の間にSMTP経由で送信できるメッセージ一日の間にSMTP経由で送信できるメッセージの数を制限する、新しいクオータオプションが新規アカウントのデフォルトとアカウントエディタで利用できるようになりました。全アカウントのメッセージカウントは一日一回深夜にリセットされます。注意点として、キャッシュ以上にメッセージが高速に処理された場合、このリミットを超えてしまう場合がありますが、その場合であっても、大きくリミットを超える事ができるものではありません。

[7275] 受信メッセージサイズ制限

受信可能な最大メッセージサイズの設定を、"F2 | サーバ"と "Alt+F2 |追加ドメイン" を使って、それぞれのドメイン毎に設定できるようにしました。併せて、全ドメインに適用するためのグローバルな SMTPメッセージサイズの設定を "F2 | サーバ" に設けました。デフォルトでは、このサイズ制限は接続元に依らず適用されますが、"Ctrl+O | 初期設定->その他" に新たに設けた、認証されたセッションの取り扱いオプションを使って、除外することもできます。

[7310] DNS利用の向上

MDaemonが、WindowsのDNSサーバーを使うよう設定されていた場合に、(最初の2つだけでなく)全てのDNSサーバーを使用するようになりました。この機能のために、DNSルックアップの「最大リトライ試行」を無効にするなど、多くの内部変更が必要となりました。 MDaemonはルックアップ処理毎に、各DNSサーバーへ1回づつ問合せを行い、結果が返ってくるまで、DNSサーバー全てに対し問合せを続けます。1秒前に問合せに失敗したDNSサーバーに再度問合せ処理を行うのは建設的でないからです。また、起動時に、システムログへ各DNSサーバーと、サーバー情報がどこから来たものか(手動で設定したものか、Windowsの設定を基にしたものか)を表示するようになりました。また、プライマリDNSサーバーとセカンダリDNSサーバーの操作画面が削除されました。このバージョンからは、編集用のボックスが1つだけ用意され、そこから、DNSサーバーを無制限に手動で登録する事ができるようになります。最後に、WindowsのDNSサーバーを使うか、手動でDNSサーバーを設定するか、のどちらか1つを選択する必要は、このバージョンからなくなりました。もしも両方設定を行った場合、MDaemonは両方の設定を使用する事になります。

[6244] また、RFCに準拠するため、(可能な場合)MDaemonが、メール送信時にAレコードを幾つかランダムにピックアップするよう変更しました。

[7453] MDaemonは空白のMX値を、(実際には存在しない事から)MXがないものとして扱うようになります。

[7410] [F2 | DNS]のUIにあった次のDNS関連オプションを削除しました: 1. メール配信時MXレコードをルックアップする (既に90年代ではありません) 2. MXレコードルックアップの結果と戻されるIPアドレスを使用する (これは検知された場合のみ使用されるオプションです) また、MDaemonがデフォルトで行う動きであることから、GUIではない次のオプションを削除しました。 [Domain] UseMultiHomedMXARecords

[7256] Ctrl+S 又は リバースルックアップで、MXレコードを持たないMAILドメインを拒否するためのオプションを追加しました。これはデフォルトで無効になっています。管理方法によって、検証や送受信のためのMXレコードを持つ必要がないドメインもあるので、利用する場合は注意して下さい。

[7033] Configuration Session の向上

Configuration Sessionの画面において、複数の改良を行いました。例えば右クリックメニューが正常に動作するようになり、アクティブなセッションの切断が期待通りに行えるようになりました。また、アクティブなセッションをダブルクリックするか「プロパティ」を表示することで、セッションログが確認できるようになりました。更に、現在接続しているIPアドレスをIPスクリーニングやダイナミックスクリーニングへ追加できるようになりました。

[7031] Configuration session の「セッション」ウィンドウで、一行ごとに表示される内容が、より効果的にアップデートできるようになりました。

[7032] Configuration session の「セッション」ウィンドウで、これまでよりも大きなセッション情報を処理できるようになりました。

[6919] Configuration session で、プライマリドメイン名の変更が行えるようになりました。

[6864] WebAdmin 経由で変更したIPスクリーン、ホストスクリーン、アドレスブラックリストが、Configuration session でも確認できるようになりました。

[7388] IPシールド機能の改良

IPシールドを改良しました。IPシールドはデフォルトで全てのローカルドメイン(及びゲートウェイ)をカバーする$LOCALDOMAIN$マクロに対応しました。 このマクロを使用すると、IPシールドの設定を、ローカルドメインやゲートウェイの変更に合わせて更新する必要がなくなります。既存のIPシールドの設定値は引き継がれませんが、IPシールドエディタUIの中の、新しい「デフォルト」ボタンにより、元のIPシールドの設定値を、必要に応じて、新しい$LOCALDOMAIN$へ変換する事ができます。最後に、デフォルトの場合(又はUIでデフォルトボタンを押した場合)の設定値はIPシールドの$LOCALDOMAIN$で定義した全てのIPアドレス範囲の中に追加されます。

[7400] また、「IPシールドを認証済セッションへ適用しない」オプションが有効化されていて、認証に失敗したSMTPクライアントにIPシールドが有効化された場合においては、認証が必要であるメッセージを返し、問題の修正方法が分かりやすくなるようにしました。メール送信のために、メールクライアント側で認証を有効にするだけの問題に対して"Sorry, is not allowed to send mail from "よりも分かりやすいメッセージです。

[7389] 更に、IPシールドにマスターオン/オフのスイッチを追加しました。これはデフォルトでオンになっておりドメイン/IPのペアが設定されていなくとも問題ありません。

[5192] また、IPシールドには「IPシールドに対するFROMヘッダアドレスを確認」のオプションが新たに追加されました。これはデフォルトで無効になっています。これを有効にすると、IPシールドはSMTP MAILの値に加え、メッセージのFROMヘッダの比較も行います。このオプションはメーリングリストメッセージ(の送受信開始時)に、メール受信における問題を引き起こす場合があります。このオプションは必要な場合を除き、有効化するべきではありません。

[7988] IPシールドから信頼するIPを除外するオプションを追加しました。このオプションは、デフォルトで有効になっています。

[7391] 最後に、IPShield.datファイルがアクセス速度の向上のためにメモリへキャッシュされるようになりました。IPSHIELD.SEMを作成すると、ファイルがメモリへリロードされます。

新機能と変更点

修正点

MDaemon は、 MDaemon Technologies, Ltd の登録商標です。
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