Windows Server Failover Clusteringでの冗長化について

MDaemonは、WSFCを使った冗長化に標準対応しています。

これにより、障害発生時においても、サーバーをわずかな時間で切り替えることが可能で、業務を最小限のダウンタイムで滞りなく進めることが可能です。

必要な環境

WSFCはWindowsのEnterprise/Datacenterエディションへパッケージされているため、冗長化を行うためには、2台以上のハードウェアと、それぞれにWindows2003/2008/2012/2016のEnterpriseエディションが必要になります。

また、WSFCはActive Directory環境下で動作します。このため、AD環境で、MDaemonサーバーがドメインに属していることが前提になります。

MDaemonのライセンス

MDaemonのライセンスは、同時に稼働するサーバー毎に1つ必要です。

そのため、MSFCによる冗長構成の場合、サーバーとして稼働するのは常に1台なので、MDaemonライセンスは1台分でご利用頂けます。

参考費用

冗長構成を行う場合に必要な費用の目安は次の通りです: 約 2,350,000円

金額の内訳

  • サーバーハードウェア×2 (次項のディスク込みで、100万円/台 と想定)
  • 1Tのディスク(ユーザー1人あたり1Gのメールボックスで、1000ユーザの環境を前提)
  • MDaemon1000ユーザライセンス x 1 = 350,000円

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