MailStoreのストレージ機能

MailStoreではアーカイブ格納領域も柔軟に設計する事ができます。ここではメールアーカイブのディスク設計についての詳細をご説明します。

簡単操作でディスクの追加と移動

任意の場所にアーカイブ格納領域を追加


 MailStoreではアーカイブ格納領域の追加も数クリックの操作で追加できます。 追加するアーカイブ格納領域は任意の場所を指定 できますので、例えば異なるドライブも指定可能です。 また、アーカイブ格納領域の作成先としてネットワークドライブやUSBストレージ もサポートしていますので、増設や拡張も簡単です。


外部メディアへの移動や再接続も1クリックで


 アーカイブ格納領域は1クリックでMailStoreから切り離しや再接続が行えます。 MailStoreから切り離すことで、自由にアーカイブ格納 領域を移動することができますので、例えば一定期間を経過したデータをテープやDVDなどのオフラインメディアへ退避するといった 運用も簡単に行えます。

 再度データを検索する必要が生じた場合も、MailStoreからディレクトリの場所を指定するだけの簡単操作で再接続することができます。


物理的な構成を意識しない横断的なメール検索


 アーカイブ格納領域が複数のディレクトリに跨る場合も、メールの参照や検索は透過的に全領域を対象に行われる為、 使い勝手に影響なくご利用いただけます。


ルールに応じたアーカイブ格納領域の自動作成


 例えば年度ごとにデータを管理したり、増分のみをバックアップをしたり、といったようにアーカイブ格納領域を 一定の単位で分けておくと運用管理上、非常に便利です。 MailStoreではアーカイブ格納領域を、毎年あるいは毎月といった 一定の期間、あるいはメッセージ数やデータサイズを基準に一定のルールのもとで、自動的にアーカイブ格納領域を作成する ことができますので、定期的に手動で作成する手間は不要です。

圧縮と重複排除による効率的なデータ管理

 MailStoreではメール本体や添付ファイルを圧縮して格納するのに加え、メーリングリストや同報メールのように同じ内容のメールは重複を検知して 1つ分のデータのみをアーカイブすることで効率的にデータを保存します。 メールサーバーやメールクライアントにメール保存し続けるよりも少ないディスク容量で運用することができ、 ストレージコストの削減を実現します。