2009年8月25日
ウェアポータル株式会社(代表取締役社長:加藤千佳)は、XLink Technologies, Inc. (本社:米国カリフォルニア、 President: Michael Chiang) 開発の、Windowsサーバーシステムを冗長化し可用性を向上する、クラスタ・レプリケーションソフトウェア「ClusterReplica (クラスターレプリカ)」を2009年8月26日より発売致します。本製品は、Windows 2008/2003/2000/XP上で動作し、価格は1サーバー18万円 (税別)で、初年度500本の販売を見込んでいます。
「ClusterReplica (クラスターレプリカ)」は、1つのクラスタシステムへ最大8つのWindowsシステムを組み込むことができ、リアルタイムのデータレプリケーション機能及びサービスのフェイルオーバー機能を搭載しています。データレプリケーションにおいては、1対1、1対多、多対1、多対多で行うことが可能で、ファイルの他、レジストリ情報もレプリケーションが行えます。特にIISやSQLサーバー、VMwareにおいては、専用テンプレートにてレプリケーション設定が容易に行えます。「ClusterReplica」は、そのフェイルオーバー機能によって、万一サーバーシステムに障害が発生した場合にも、速やかにサーバーや個々のサービスを切り替え、サービス継続を可能にするハイアベイラビリティ・クラスターソフトウェアです。 地震などの自然災害はもちろん、停電や人的エラーに起因するシステム障害は、業務に支障を与え、利益損失を招くおそれがあります。ClusterReplicaは、インターネット経由で、自動サーバーフェイルオーバー・フェイルバックも行えるため、本サーバーに障害が発生した際のデータ保全のみならず、ディザスタリカバリとしてもご利用頂けます。
ClusterReplicaは、Windows 2008/2003/2000/XP に対応しており、Enterpriseエディションへの乗り換えや専用ハードウェアを必要としません。ネットワークカードが1枚でも動作でき、NASやSANといった高価なストレージを使わなくとも、既存環境の可用性を簡単に向上させることができます。
ウェアポータル株式会社で国内販売しているMDaemonメールサーバーにおいても、ClusterReplicaと組み合わせることで、 サーバー障害時に自動フェイルオーバーを行え、メールシステムの可用性を大幅に高めることができます。
2009年9月1日から2009年11月末日まで、MDaemon Pro エディションとClusterReplicaを同時購入頂いた お客様を対象に、ClusterReplicaを30%オフでご提供するキャンペーンも開始します。
ClusterReplicaは、 システムの死活監視に加え、任意のサービス監視を実施し、どちらかに障害を検出すると、本サーバーをクラスターシステムから外し、待機サーバーがIPアドレスや稼働サービスを引き継ぎ、本サーバーとして稼働します。
ClusterReplicaは、1対1のレプリケーションはもちろん、1台のサーバーから複数のサーバーへ、又は、複数サーバーから1台のサーバーへ、といった、データ管理の集約化や、災害対策の為の分散化が行えます。
ClusterReplica は、1本のパッケージでMicrosoft SQL サーバーやIIS Webサーバーも標準サポートしています。書き込み中のファイルや使用中のファイルの同期もリアルタイムに行えます。
ClusterReplicaのライセンスは、クラスターシステムを構成するサーバー毎に1つ必要です。サーバー2台目までは18万円/台 (税別)、3台目以降は15万円/台となります。インストールメディア及びライセンス証書が必要な方は、メディアオプション(3千円:税別)を併せてご注文下さい。
SKU | 製品名 | 本体価格 | 税込価格 |
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CR_NEW_101E | ClusterReplica Enterprise | 180,000円 | 189,000円 |
CR_NEW_102E | ClusterReplica Enterprise追加ライセンス (3台目以降) | 150,000円 | 157,500円 |
製品には1年間の製品サポートが含まれます。次年度以降のサポート更新費用は45,000円/台(税別)となります。
OS Windows 2008/2003/2000/XP
メモリ 128MB 以上
ハードディスク 8GB 以上
こちら よりダウンロード頂けます。