モニタリング

 
 

MailStore Serverで、アーカイブの実行結果をモニタリングする方法について説明します。


1. アーカイブが失敗した場合の通知

MailStore Serverのメール通知機能は、標準アーカイブストアの自動作成が失敗したといった限られたケースでのみメールを送信します。

このページでは、MailStore Serverのイベントに応じて通知を受信したい場合に役立つヒントについて説明します。

1-1. 監査イベントの通知

モニタリングする方法の1つは、MailStoreの監査機能とWindowsのタスクスケジューラを組み合わせて使用することです。

この手順はMailStoreの監査機能の本来の目的に沿ったものではない点にご留意ください。ですので、MailStore Serverの更新の度にトリガのパラメータが正しく構成されているかどうか確認するようにしてください。

Windows上でイベント発生時のトリガを使用するには、Windows Vista/7/2008/2008 R2 以降が
必要です。Windows 2000/XP/2003では利用できません。

監査機能の有効化

  • MailStore Client を起動し、管理者でログインします。
  • [管理ツール] -> [コンプライアンス] -> [監査] を開きます。
  • ユーザアクティビティ "ProfileRunArc" を有効化します。

これにより、アーカイブプロファイルが実行されると、結果がイベントログに出力されるようになります。

手動によるWindows イベントログのチェック

  • サーバー上で、「イベント ビューアー」を開きます。
  • [イベント ビューアー (ローカル)] -> [Windows ログ] -> [アプリケーション] を開きます。
  • ソースが「MailStore Server Auditing」のイベントを探します。

アーカイブプロファイルの実行中にエラーが発生すると、レベルが「エラー」として出力され、成功した場合はレベルが「情報」のイベントとして出力されます。

通知の設定

Windowsのタスク スケジューラでは、イベントをトリガとしたタスクを作成することができます。これを利用してアーカイブ失敗のイベントが発生した時にメールを送信する仕組みを実現できます。

  • Windowsマシン上で、タスク スケジューラを開きます。
  • 例として、"MailStore Auditing"といった名前で、「タスク スケジュラー ライブラリ」の下に新しいフォルダを作成します。
  • [操作] -> [タスクの作成] をクリックして新規にタスクを作成します。 (この手順では[基本タスクの作成]を選択しないようご注意ください)

  • 「名前」欄に分かりやすい名前を入力します。
  • 「ユーザーがログオンしているかどうかにかかわらず実行する」を選択します。
  • 「構成」にて、少なくとも「Windows Vista, Windows Serer 2008」以上を選択します。これより古いタイプを選択すると、イベント発生をトリガしたタスクを構成することができません。
  • 「トリガー」タブを開きます。
  • "新規"ボタンをクリックします。
  • 「タスクの開始」で、「イベント時」を選択します。
  • 「設定」で、「カスタム」を選択し、"新しいイベント フィルター"をクリックします。

  • 「イベントレベル」で、「エラー」にチェックを入れます。
  • 「ソースごと」を選択し、イベント ソースとして「MailStore Server Auditing」にチェックを入れます。
  • "OK"をクリックして設定を保存します。
  • 「操作」タブを開きます。
  • "新規..."ボタンをクリックします。

Eメールによるメッセージ送信

  • 「操作」にて、「電子メールの送信」を選択します。
  • 設定セクション内の各項目に入力します。

ご注意ください: ここで指定したSMTPサーバーは、MailStore Serverのコンピュータから匿名認証によるメールの送信を許可しているかもしくは、NTLM認証に対応している必要があります。それが望ましくない、あるいは不可能な場合は、ローカル上にSMTPサーバー(例えばWindows SMTP)をインストールし、ご利用の環境に応じてメールが送信できるよう構成するか、メールを送信するバッチファイルやPowershellスクリプトを使用してください。

  • パスワードを尋ねられますので入力します。

ネットワークメッセージ

  • SMTPサーバーが利用できない場合は、代わりに、ネットワークを介してメッセージを送信することができる「msg」プログラムを使用することもできます。
  • 「操作」にて、「プログラムの開始」を選択します。
  • 「プログラム/スクリプト」欄に「msg」と入力し、「引数の追加」に「/server:[IPアドレス] [ユーザー名] [メッセージ]  」 のように入力します。

例. /server: 192.168.2.100 administrator "アーカイブジョブが失敗したか、実行中にエラーが発生しました。"

  • 「msg」コマンドのすべてのオプションは、http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc755358.aspx  を参照してください。
  • メッセージを受信する側のマシンでは、レジストリキー「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Terminal Server\AllowRemoteRPC (REG_DWORD)」の値が1にセットされている必要があります。