アンチウィルスソフトに関する注意点


MailStore Serverは独自のストレージ技術で様々なアーカイブ方式に対応しているため、アンチウィルスソフトウェアとの併用においても、次の注意事項があります。

リアルタイムスキャナ

アンチウィルスソフトの介入なく、最大限のパフォーマンスを発揮する場合は、アーカイブストアとマスターデータベースをリアルタイムスキャンの対象外にする事をお薦めします。MailStore Serverへ格納されるデータは暗号化され、更に圧縮されるため、アンチウィルス用のスキャンが行えません。誤検知によって、アーカイブストアの整合性が保持できなくなる可能性もあります。

ウェブとメールスキャナ

メールサーバーによって、MailStore Serverは HTTP, POP3, IMAPプロトコルでメールボックスへアクセスします。アンチウィルスソフトによっては、こうしたネットワークプロトコルに対するウィルスチェックにも対応しています。ウェブスキャナーは、通常のブラウザからのアクセスを監視していて、例えばExchange ServerへWebDAV over HTTPや Exchange Web Serviceでアクセスした場合などに、タイムアウトやコネクションリセットの問題が発生したりしています。

MailStore Serverがこれらの影響を受ける可能性があるとすると、それはメールやウェブのスキャンも行うアンチウィルスソフトウェアがアーカイブプロファイルの実行端末と同じ端末にインストールされている場合です。もしも問題が発生した場合は、アンチウィルスを一時的に無効化したり、場合によっては一旦アンインストールする必要が生じます。アンチウィルス機能を完全に無効化できるのかどうかを、事前にアンチウィルスベンダーへ確認しておくことをお薦めします。

ヒューリスティック分析

MailStore Serverは、ローカル・アプリケーション、メールサーバーやその他リソースに対してアーカイブ取得のためにアクセスします。こうした挙動が、アンチウィルスソフトウェアによっては疑わしい動作として誤検知される可能性があります。

 VirusTotal などで、ウィルスとして検出された理由を確認し、必要に応じてアンチウィルスベンダーへお問合せ下さい。