MailStore Server 10.1.0: 2017年03月29日
- ステータスレポート: MailStore管理者向けにMailStoreで定期的にステータスレポートが送信されるようになりました。このレポートにはプロファイルの実行結果やライセンス状態などの情報が含まれています。
- IMAPメールボックスの "送信済アイテム"フォルダの自動検出
- 監査設定により、管理者やユーザーがメール削除の際その理由を求められるようになりました。記載した削除理由は通常のログと併せて監査ログへ記録されます。
- コンプライアンス: 誤ってアーカイブへのアクセスをブロックしたりブロック解除したりする事のないよう、パスワード入力を行う事による追加の保護機能を搭載しました。
- コンプライアンス: 管理者向けにアーカイブアクセスをブロックしたりブロック解除する際、その理由を求められるようになりました。記載した理由は通常のログと併せて監査ログへ記録されます。
- コンテキストメニューへ"ここから検索" アイテムを追加し、対象フォルダを簡単に検索できるようにしました。
- 複数のIMAP送信済アイテムフォルダに対応しました。
- 検索: メールの異なる箇所で異なる文字列検索ができるようになりました。また、キーワード検索の対象を件名のみ、本文のみに限定する事ができるようになりました。検索に関連するドキュメントを再構成しました。
- 詳細検索の検索条件へ "この期間よりも古い/新しい", "指定日時よりも古い/新しい", "この期間よりも古くない/新しくない", and "指定日時よりも古くない/新しくない" を追加しました。
- オブジェクト毎に10000トークン(単語数)というデフォルトの検索インデックスの制限を削除しました。
- 通知メールの内容を拡張し、ホスト名やライセンスなどのサーバー環境を含むようになりました。
- 新規インストールにおいて、プロファイルやジョブの実行結果の保存期間を90日間へ延長しました。
- ディレクトリサービスの"同期のテスト" 機能で、結果の一覧からユーザー認証のテストができるようになりました。
- 標準搭載されているバックアップとVSS機能で、リモートバックアップの効率化や非暗号化データの保護用にバックアップデータを検索インデックスから除外できるようになりました。
- 新規プロファイルのデフォルトとしてIMAP-TLSやPOP3-TLSを選択できるようになりました。
- アーカイブページでメールの総数とサイズ(メガバイト)を表示するようになりました。
- 全ての添付ファイル付アーカイブストアが利用できない場合(ステータス:ここへアーカイブ、普通、書き込み保護)、全てのメールはアーカイブされません。これは特定の条件下でアーカイブデータが重複して生成されてしまう事を防止します。
- "Google Apps" を "G Suite"へ変更しました。
- Google G SuitesのJSONベースのエクスチェンジのフォーマットへ対応しました。
- (utf8, cp1252, CP-850などで)誤った文字エンコーディングの処理方式を改善しました。
- 一般ユーザー用ダッシュボードからライセンス情報を削除しました。
- Windows認証を使った場合など、アプリケーション内部や外部のユーザーパスワード保護方式を改善しました。
- 自己証明のhashアルゴリズムをSHA256を使ったものへ変更しました。
- 新規インストールのインストール先フォルダを"deepinvent"という会社名から"MailStore"という製品名へ変更しました。
- "監査"ページでより理解しやすくなるようステータス情報の名称を変更しました。
- バージョン9又はそれ以前のバージョンからアップグレードした際アーカイブストアが開けなくなる問題を修正しました。
- Outlookアドイン: 複数のOutlookウィンドウを使っている時、特定の環境下でアドインボタンが無効化されてしまう問題を修正しました。
- プロファイルをキャンセルした際、エラーレベルが不安定になってしまう問題を修正しました。
- IMAPサーバ: 誤った継続リクエストを送信する事によって発生していたPine/Alpineメールクライアントと互換性の失敗を修正しました。
- IMAPサーバ: ログイン成功後、PLAIN認証が行われていた問題を修正しました。
- IMAPメールボックスをアーカイブした際デバッグログへ誤ったUID情報が含まれていた問題を修正しました。
- MIME規定が表示もエクスポートもされていなかった問題を修正しました。
- ダッシュボードの"管理者用メールプレビュー"で誤っていたラベルを修正しました。
- アーカイブストアをロック解除する際、製品キー/生成パスフレーズを正しく入力しなくてはならなくなりました。
- デバッグログでCRAM-MD5認証が表示されてしまっていた問題を修正しました。
- 複数の不具合修正を行いました。