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メールとSMTPセッションについて

メール配信の基本となる経路についてやSMTPセッションについて掲載しています。

    

メール配信経路

   


MUA (Mail User Agent):
ユーザーが使っているメーラーの事です。OutlookやBecky!や、とにかくメールを作成するのに使ってるソフトですね。

MTA (Mail Transfer Agent):
一般的に「メールサーバー」と呼ばれているのがこのMTAです。MUAからメールが届くと、メールアドレスの@の後ろをDNSサーバーから検索します。
メールサーバーは通常、DNSサーバー上でMXレコードとして登録されています。宛先ドメインが見つかったら、宛先ドメインのMTAとで送受信メールの受け渡しを行います。

MDA (Mail Delivery Agent):
受信メールを処理するPOPサーバーやIMAPサーバーが、このMDAです。

SMTPセッション

SMTPセッションは、実際に試してみると分かりやすいと思います。というわけで、コマンドプロンプトから下のピンク色の文字の部分を入力してみましょう。

  

      
HELO:送信元のマシン名を続けて入力します。本当のマシン名でなくとも大丈夫な場合もありますが、この情報が正確かどうかを判定するメールサーバーもあります。なお、HELOの代わりに、EHLOと入力する事で、次のように、対応している認証方式を確認する事もできます。
EHLO localhost
250-8BITMIME
250-AUTH LOGIN
250-STARTTLS
250 SIZE 0
MAIL FROM:送信元のメールアドレスを指定するコマンドです。ここでの値が、envelopeのFromやSenderヘッダに使われます
RCPT TO: 宛先メールアドレスを指定するコマンドです。
DATA: 実際のメール本文をこの後で指定します。SUBJECT:で件名を指定する事もできますが、必須ではありません。本文は、.だけの行を作る事で、完了という意味になります。
QUIT: このコマンドで、SMTPセッションを終了します。

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